在宅勤務(新型コロナ対策編)
経営資源、プロジェクト、利益管理について
経営資源・ノウハウ管理
経営資源・ノウハウの管理には、社内で開発した情報共有システム(通称:bonsai)を利用しています。
bonsaiは常務取締役である小西が設計したもので、いろいろ使えそうなツールを探してみましたが自分たちで作った方が早いと判断して自社で作りました。
今まで社内のデータサーバーに分散していた技術情報、技術基準や規約、各種サーバー情報やアカウント情報などを、bonsai上でMarkdown(文書を記述するための軽量マークアップ言語)を使って記載することができます。社内で共有すべき様々な情報や技術ノウハウなどを、きちんと管理し検索もできるようになり、情報の5S化が一段と進みました。また経営資源の物理的な管理機能として、資産管理機能を有しており、経営資産の登録し、その資産の種別、おき場所、保有数、消耗品は発注タイミングの管理もできるようになっています。
bonsaiの主な機能は次の通りです。
- MarkDownでのドキュメント記事管理+記事内リンク機能(記事のサイト管理)
- 記事の種別のタグ付け
- 記事の変更履歴+差分表示
- 記事内容全文検索
- ファイルマネージャー機能
- 資産管理機能
それ以外に同じくMarkdownに対応している、DocBaseも一部使用しています。顧客との情報共有にも使用していますが、近い将来は使っているのと同じような機能を、bonsaiに取り入れる予定です。
自社のシステムもかなりの資源を費やして開発しています。システム屋だけに、コンピュータシステムの活用については自社の価値を高めるうえでも力を入れています。
業務日報・プロジェクト予算実績管理・受発注管理
業務日報・プロジェクト予算実績管理・受発注管理には、社内で開発した業務管理システム(通称:Cactus)を利用しています。
最初は業務日報を記録するだけの単純なシステムでしたが、常務取締役である小西が、業務改善のために顧客管理、プロジェクト管理を追加し、プロジェクトごとに費やした時間を日報に記録できるようにしました。そのおかげでプロジェクトごとに時間当たりの単価や費やした時間などが分かるようになり、プロジェクトごとの採算性が分かるようになりました。在宅勤務の場合、労働時間とプロジェクトの採算性を突き合わせることにより、仕事上に問題がないかの振り返りができています。
今ではこの社内システムに請求、見積り、データ分析などの機能が追加され、うちの会社のいわば基幹システムになっています。
Cactusの主な機能は次の通りです。
- 取引先管理
- 社員管理
- プロジェクトの日報管理
- プロジェクト売上、原価、粗利、作業時間管理
- 見積、請求、入金管理