ハードウェア面での工夫
私たちは障がいのある人と一緒に働くために少し工夫をしています。その工夫の一部を紹介します。
紹介ビデオ
YouTubeにて「奥進」で検索しても見つかります。
ナレーションは入っていません。(視覚障がいの方ごめんなさい)
事務所のバリアフリー化
2007年5月に、事務所のバリアフリー工事を行いました。
肢体不自由の重度身体障がいの社員が不自由なく過ごせるようにしています。
その後も継続的に気がついたところは改善を図っています。
スロープ
トイレの段差をなくすためにスロープを設置しました。
トイレ
ドアをカーテンに変更しました。
引き戸やいろいろ考えたのですが、予算の関係上一番手っ取り早く安いカーテンにしています。
トイレに設置している洗面台を奥行きのないものに変更しました。
うちの社員は移乗してトイレをすることはないので、車椅子が入り回転できるスペースがあれば十分ということで、トイレはそのままで洗面台だけの変更にしました。
2021年4月に和式トイレを洋式に変えるリフォームを行い、その際に代表奥脇が自力でカーテンを引き戸に変更しました。
引き戸
事務所に入るドアと会議室へのドアを、少しの力で簡単に開く吊り下げ式の引き戸にしました。
スイッチ
蛍光灯と換気扇のスイッチを、大きくて押すだけでON/OFFできるものにしました。
机
車椅子の高さに合わせて、少し高めの机を作っていただきました。
作業するための机と、会議室用の机です。
また、すべての机の脚にコマをつけ、席替えなどの際に移動しやすくしています。
2018年に作業室の拡張工事を行い、その際に社内LANケーブルを天井に這わせ、床の凸凹を作らないようにしました。
障がいに配慮した機器の導入
トラックボール
トラックボールというのは、マウスの代わりをするものです。(支援機器ではなく、一般的に販売されているものです。)
手先が自由に動かない社員は、手の甲でボールを回転させマウスポインタを移動し、大きなボタンを押してクリックするという操作でパソコンを使います。
トラックボールといってもいろいろな種類があり、自分にあったトラックボールを選んで快適に操作をすることができます。
介護リフト
体調が悪い時に、介助者が一人いればベットに移乗できるように、介護リフトを導入しました。
(リフトがない場合は3~4人がかりになります。)
折りたたみベッド
体調が悪い時ベットで休めるように、折りたたみのソファーベットを購入しました。
障がいの有無に関わらず、誰でも必要な時に利用します。
季節の変わり目によく活躍します。